最近大人(オヤジ)向けのファッション誌がめちゃくちゃ流行ってるそうです。売り上げもなかなかのもので、いろんな出版社からこぞって出されているようです。確かに本屋さんでも、かなりのスペースをとってますものね。特に梅田や心斎橋の本屋さんは、場所柄力の入れ方がすごいです。
私はあまりファッションには興味がありませんので、買ってまでは読まないのですけど、それでも一通り立ち読みでぱらぱらっとは見てます。その中で、ちょっとピンボケというかトホホな記事が。
「Men's EX」という雑誌。ターゲットは35歳以上のエグゼ系ビジネスマンかな。何せ紹介されてるアイテムの値段が半端じゃありません。背広でも20万30万とかざらですし、インテリア特集なんてありえない金額が普通に出てくると。さすがにエグゼは違いますなぁと関心しきりです。その「Men's EX」の今月号にウィスキー特集がありまして、同伴者やバーテンダーに一目置かれるためのテクニック(?)が紹介されているわけなのですが。
お酒大好き、バーで一目置かれる存在になりたい願望ありありのてけてけは、もちろんいの一番にその特集ページを開いたのですけど。まず一発目の「バーで差がつくオーダーの仕方」。
「マッカランは何年物がありますか?」
なんすか、そのオーダー?今どきバーでマッカランは何年モノがあるなんて聞き方しないでしょう。てゆか、モルトをエイジングで判断することの愚かさは、もうすでに語りつくされてるんじゃないの?そりゃ差がつくでしょう、逆の意味ですけど。
ちなみにこのページではイケメン君と可愛い女の子がホテルのバーで、マッカラン1946(女の子はシャンパン)をいただくの図だったのですが、グラスにモルトが注がれているのにマッカランは封切りされてません。見栄を張るなよ、見栄を!
これひとつでもうこの特集がどんなものかということがわかっちゃったので、それ以上は読み進めませんでしたが、なんだか一事が万事こんな感じなのかなと思っちゃいますよね。例えば私はファッションには全然詳しくなくて、でもこの本のファッション特集を見れば「おお、そうなのか」と思っちゃうかもしれません。それが一般的な感覚と大きく乖離していれば、それは悲劇だなぁと。
結局こういった何でもかんでもの薄っぺらい"情報誌"の氾濫が、なんとなくピンボケさんを輩出しているような気がします。実際バーでも、聞きかじり丸わかりな薀蓄(しかも間違いだらけ)を滔々と披露する困ったちゃんはたくさんいますしね。
薀蓄を語りたいなら、出自をはっきりとさせた専門書で仕入れるか、でなければ薀蓄は語らないか。何にしろ、こういった雑誌で仕入れたネタを披露するのが一番格好悪いということは言えると思います。
出会える情報を毎日お届け!お気に入り登録よろしくでっす








